2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

The New Leipzig School

ドイツ・ライプツィヒ派のペインティングがここ数年目立っている。そのドイツ・ペインティング復活となったきっかけはNeo Rauchである事は間違いない。そして彼の制作スタンス、技術、思想は次ぎなる世代に受け継がれ、頭角を現している。(といってもRauch…

28人のスタッフ

最近ロンドンにもオークションハウスを開き、注目を集めるPHILLIPSでオークションではなく、PHILLIPSで働くスタッフによる展覧会が行われている。レセプションは多くの人が訪れ、普段脇役のスタッフを囲んで歓談している。不思議に思ってしまったのは、当然…

ここから見えるもの

6月はもうすぐ7月になる。ロンドンではオークションが終わり、結果はまだまだ高値を付けているが、少し今までとは違う印象を受ける。それでも中国人作家は相変わらずだ。とくに『Zhang Xiaogang』は驚く値段で落札された、、、(エスティメイト40,000〜60,…

午前六時

本を読み終わった。気がつけば朝になり、いつの間にか雨が降った様子が窓の外に伺える。 この二週間、時間を見つけては本を開き、時間を忘れる日々だった。パージをめくるたびにワクワクとさせられたし、時にはその長さに読み終わる自信も無くしたりもした。…

夏の貰い物

最近暇さえ見つければ本を読んでいるんだけど、そんなある日の午後、友人から電話がかかって来た。どうやら本国に帰るらしく『渡したい物があるから!』と我が家に来てくれる事になった。幸い夏日の外をわざわざ動く気がなく、本を読んでいた日だったから丁…

American Ballet Theatre

ABTのシーズンである。8週間に渡って行われるパフォーマンスは残り4週間となっている。以前から見に行ってみたかったのだが、なんとなしに見過ごしてしまっていた。見に行ったのは『ジゼル』演目はともかくとしてさすがよに知れたバレエ団だけあって目を見…

最近落ち込む訳

パソコンの調子がすこぶる悪い。

Vision Festival 〓

ジャズの事はあまり詳しくないのだけれど、ジャズフェスティバルに行って来ました。場所は古い教会を使い、演奏者にまつわる写真やアーティストたちによる展示などもされています。建物の基礎は鉄骨ではあるけれど、大部分は木造なせいなのか床は傾きまるで…

三冊が過ぎた

のこりは五冊。坂の上まであと五冊。 うーん、、、寝不足だぁ〜

DADA at MOMA

今週末からMOMAの6階ではDADAの特別展示が始まる。一足先に会場を見て来たのだが、なかなか、、、よく集まっている。展示はニューヨーク、パリ、ベルリンなどの都市別で展示されている。マン・レイはニューヨーク時代のペインティングや立体も展示され、パ…

本を読む事

もう2ヶ月前だろうか?読み始めたのは、、、 実践主義である為か、本を一冊も読んだ事が無かったのだが、ついに読んでしまった。今までどうも身体を通して感じる事で、何事も吸収して来た事が多いせいか、本よりも行動、もしくは本を手にとっても勿体無い事…

The Beautiful Game

ワールドカップが始まったようですが、ニューヨークではあまり騒がれていない様子。それでもチェルシーではサッカーをテーマにした展覧会が開会式と同日に始まりました。会場には2試合目のポーランドVSエクアドル戦が生中継され、サッカーに関係する作品が…

178cmと179cm

先日の事。道を歩いていると、声をかけられた、、、『ん?』、、、『あっ!!!』世の中狭いものである。大の仲良しストックホルムの友人が目の前にいる。前回あったのは半年前で、その時はアーティスト・レジデンスかなにかでニューヨークに来ていた。とにかく…

陶芸家と芸術家

ルーシー・リーの生涯はまるで物語のようである。オーストリアで生まれ育ち、戦争とともにイギリスへ、その後イギリス人として生涯を終えるまで、彼女の回りには数多くの友人が、仲間がいた。そして何度か取り上げた『Bimini Glass』の経営者で、詩人のフリ…

SOFA NEW YORK 2006

ニューヨークのアッパーイーストサイドにあるSeventh Regiment Armoryで、4日までクラフトアートを中心としたアートフェアが行われた。現代工芸が一堂に集まった訳だが、内容は幅広く、ジュエリーあり、茶碗あり、オブジェありと混在し、それぞれの展示が主…

ガラス文鎮

『青』がすきだ。言葉としても、目に映る物としても。今回手に入れたのは、ルイス・コンフォート・ティファニーのブルーフェブラルガラス。これはステンドガラス、もしくはシェイドの一部として使われていたものだと思う。裏を見ると深い青色のガラス。フェ…