ここから見えるもの

6月はもうすぐ7月になる。ロンドンではオークションが終わり、結果はまだまだ高値を付けているが、少し今までとは違う印象を受ける。それでも中国人作家は相変わらずだ。とくに『Zhang Xiaogang』は驚く値段で落札された、、、(エスティメイト40,000〜60,000ポンドが254,400ポンド)そのほかでは『Yang Shaobin』は意外にも伸び悩んだ結果だったにしろ、高。これから何人残っていくか楽しみだ。
また、スイスのバーゼルではArt 37 Baselが開催され、ニューヨークからも多くのギャラリーが参加し、アーモリーショウには出てこない大御所たちもぞろぞろ、、、バーゼルではほかに若手ギャラリーの為のアートフェア『Liste 06』と『VOLTAshow 02』(これはニューヨーク、マイアミで行われている『pulse』と同じような物)そして今年初めて行われたラテン・アートの『BaleLatina』と賑やかだった。そしてアートフェアゴヂップがこちらにも聞こえてくる、、、例えば、LAのBlum & Poe galleryが村上隆のペインティングがを1,500,000で売ったとか、、、しかし実は$1,200,000とか。あとそうそう『KAIKAIKIKI』もボルタにブースを出していたみたい。
ヨーロッパは賑やかだった6月だが、ニューヨークは静かだ。強いて言うなら7月ニューヨーク州イーストハンプトンで『scope』が開催される事だろうか?