午前六時

本を読み終わった。気がつけば朝になり、いつの間にか雨が降った様子が窓の外に伺える。
この二週間、時間を見つけては本を開き、時間を忘れる日々だった。パージをめくるたびにワクワクとさせられたし、時にはその長さに読み終わる自信も無くしたりもした。読み終わってみれば何という事は無いが、本を読む事に慣れていないせいかどのくらいで読めるのかが解らず、とにかく投げ出させない為に毎日読んだ。読んだ。少し引きこもりになりそうだったが、なんとか陽に当たりながら読書が出来たと思う。でもやっぱり、どう読めばいいか解らないから怖いね。
本を読んだ数が全部で『12冊』になった。
朝の知らせるような音が窓の外から聞こえてくるけれど、身体はそれとは逆に夜に向かう音を鳴らしているらしいので、床の付きますね。ぐない!