今日は21ページ

読書中

気づけばもう夜中。本を読むのは時間がかかるようだ。ちなみに今日は司馬遼太郎以外に、先日ロンドンの友人から貰ったテイト・トリエンナーレのカタログを読んでいた。そのなかで最近気になる作家『ティノ・セーガル』実はさりげなく横浜トリエンナーレにも出ていたのだが、どれくらいの人が気づいていたのだろう、、、
彼の作品はパフォーマンス?なのだが、作家は展示会場にはいない。その内容は、ただ人が寝ているだけだったり、展示会場を子供が案内するものだったりする。そして鑑賞者が何か発言する事で、作品(パフォーマー)が反応し、発言に対してのヂスカッションが行われる。パフォーマーは決してダンサーなどではなく、一般人。また発言に決まり事もないようで、こう答えなくては行けない!などという事は無く、パフォーマー自信がディスカッションを行う。さらに展示に関するプレスリリースや説明もされないし、問い合わせても『答えられない』と言われる。その徹底ぶりは作品が売れても、領収書は無いという。。。舞台の演出家だった事もあり、コンテンポラリーダンスの延長なのだが、舞台と違う点と言えば、展覧会なので、展示期間中、朝から展示終了時間まで、毎日ずっと行われている点と、アートスペースで行われる点だろうか。今後の活動は身体を使った表現の幅やコミュニケーションの枠を広げる活動になりそうで目が離せない。アメリカでもやってほしい、、、あぁ気になる!
なんだかちょっと違うけれどウォルター・デ・マリアの『Art by Telephone』を思い出した。