夕方6時
チェルシーにはギャラリーが何十件も一つのビルにある『ギャラリービル』がある。たまたまその一室で作業をする事になった訳だが、、、せっせと作業をして一段落ついた所で『一休み』と思いビルの外へ。。。夕日がハドソンリバーの方角に見える。ビルの目の前にあるギャラリーなんかを見つつ、そろそと戻ろうとすると『あれ?』ドアが開かない。もう一つの入り口も、、、開かない!?
『あっ!』人が出て来た隙に中へ。。。しかしエレベーターは止まり、普段出入りの激しいはずのビルには人の気配がしない。9階まで階段を上りいざ荷物の置いてある部屋へ向かうものの9階エントランスのドアが、、、開かない!
手持ちの鍵は鍵穴には入らない。意味もなく階段を上下、、、足が震えて来た。。。路頭に迷っていると11階から日本語が!声をかけてみると驚愕の事実を告げられた。
『土曜は6時になると全館鍵がないと入れませよ?鍵もフロアごとなので僕らは9階の鍵はあけられません。知らなかったんですか?』『知りません。。。』という事で財布も何も手元にはなく、携帯のバッテリーが充電を求めてピーピー鳴っている。最悪だ。
こんな日もニューヨークにはあるらしい。
ヒラメ/Flounder
とりあえず、ヒラメを洗って頭を落とし、身を観音開きに捌いて行く。職人さんは縁側の方から捌くようだが、それは難しくてできない、、、それにしても、大きいので捌きやすい。縁側もそれほど苦労せずに奇麗にとれた。5枚に下ろしたあと皮を引き、身を整えて終了。今回は刺身しか考えていないので、アラ煮、お吸い物、皮を湯引きして酢の物なんかもできるが、めんどくさいのでなし。
早速、薄造りにして、冷蔵庫で冷やして、三杯酢、山葵醤油、あと梅肉醤油を用意。友人を呼んで晩酌!今週は毎日ヒラメになりそう。。。