会場からの声

つい先日ピカソの『ドラ・マールの肖像』が$95,216,000で落札された。会場はどのような状況で、そしてだれが落札したのだろう?
4000万ドルから始まったオークションは、はじめ会場や電話共にビットがあった。しかし、6000万ドルを超えたあたりから、会場の1人の男と電話ビッターとの争いとなって行った。1ビットは100万ドル。会場の男は素早くビットをして行く。電話ビッターは時間がかかっている。電話ビッターがあげれば、すぐさま会場の男がビットする。ピカソ史上最高額が近づいて来たとき。会場の男は『ドラ・マール』を手に入れた。いや彼はただの代理人かもしれない。会場後方に座る彼は、いったい何者だったのだろう。様々な噂が飛び交うが、、、
実はこの日の前日、クリスティーズではゴッホの絵画がオークションにかけられていた。しかし話題はすべてピカソにさらわれた。今頃『ドラ・マールの肖像』は荷作りでもしているだろう。