63th st & Park ave

アジアンアートフェア

先週末からアジアウィークの最後を飾る『アジアンアートフェア』が6日まで開催されている。毎年の傾向としてはアジアの古美術や現代陶器などが主で、いわゆるコンテンポラリーアートの展示はほとんど行われていなかった。しかし今年は中国の勢いを受け、『チャイニーズコンテンポラリーアート』のみを取り扱うギャラリーが数件出て来ていた。値段については先日お伝えしたオークションの結果を知っていたかのように高額な値段が付いていた。それらのギャラリースタッフと話をしたところビジネスとして扱っているギャラリーが多く、先日話をしたギャラリストと同意見。逆に古美術も扱っているところは『良い作品』として古美術と会わせて展示を行っていた。日本で例えれば『床の間にクレー』という事だ。彼らとも話をしたがうまく本音を聞く事は出来なかった。
何にせよ、古美術や現代陶器の中に中国のコンテンポラリーアートがぽつりと飾られている光景には、少なからず違和感を感じてしまった。でもあの中に村上隆のフィギアがあっても違和感を感じてしまうんだろうけれど、、、