Asian Art Week

アジアンコンテンポラリーセール

今月初め『コンテンポラリーアート』の話題が盛りだくさんだったニューヨークの次ぎなる盛り上がりは『アジアンアート』である。今週はアートフェアやオークションが日替わりで行われている。去年はアジアンアートフェアのみ観に行ったのだが、なかなか新鮮で、様々な文化の『今』を観る事が出来たように思う。日本人作家では『川瀬忍』さんなどが出品していた。そして今回の気になるところてしては、『陶器』や『神仏』などもあるのだが、サザビーズで行われる『アジアンコンテンポラリーアート』のオークションだ。去年まで香港で行われていたオークションが、今年はじめて『Asian Art Week』に合わせてニューヨークで行われる。実際下見に行って来て思うのは、中国の作家がほとんどで、まるで『チャイニーズコンテンポラリーアート』のオークションのようである。そしておもしろいのは隣の部屋で古美術の展示が行われていて、虫眼鏡とペンライトを持って、真剣な眼差しで下見をしている人々だ。多くは中国人や韓国人、そして日本人の姿が目に入る。コンテンポラリーのオークションによく足を運んでいた自分としては、目つきの違いに驚かされた。ある人が20分以上に渡り一つの美術品をチェックしていたのには驚愕した。もう一つ!コンテンポラリーの展示室には人が居ない、、、ともかく注目のオークションである事には変わりないだろう。