季節と雨

今日はサザービーズでコンテンポラリーアートのオークションが行われました。そんな時分、ご存知の方も多いことと思いますが、隣のビルに、、、
さておき。今週が終わればロンドンではアートのお祭りです。アートフェアや特別展、そしてオークションが行われます。実は先週と先々週はニューヨークでもアートフェアが開催されていました。しかし、どうやら時期が合わなかったようで、会場は寂しいものでした。それとももしかしたら時期が悪かったのではなく、アート業界が少し疲れて来ているんかもしれません。先月行われたアジアンコンテンポラリーアートのオークションでは、今年の春に見せた中国人作家たちの勢いは、無いように感じられました。たった半年のうちに流行廃りが代わって、ファッションのように、季節のように変わっていきます。
しかし『疲れている』とはまだ決めつけるべきではないでしょう。ロンドンはどうなるか、です。そう言えば今年のロンドン気になるアートフェアがあります『yaer06』というのですが、参加しているギャラリーは注目株揃いです(AMERIKAなど)
それはそうと今日は生憎雨模様のニューヨーク、、、ふと思い出した言葉は『春の雨には栄養がある』他の季節の雨には何があるだろう?と、小雨に降られながら歩いていたら、秋の雨は砂糖を含んで落ちて来ているような気がする。冬になれば雨は『ツンッツン』と音を含んでなぜだかしょっぱい。それから夏の雨には、、、片栗粉と思ってしまった。。。そんな今日は、冬の扉が少し開いてしまったようで、すきま風。栄養のある雨も、菫が咲くのも、まだまださきのことですね。